【小野不由美】

小野さんといえば一般的には圧倒的な筆力で書き切ったミステリーホラーの屍鬼が有名ですが、

この作品はまだ読んでいる最中なんです。ですので感想はしばらくお待ちください。

彼女の作品を読み始めたのは、中華風ファンタジーの『十二国記』でした。

私がファンタジーの歴史を綴っていくタイプの作品に弱いと言う事もありますが、読んでいると

き確かに登場人物といっしょに 旅をしていました。早く続きが読みたいと思っています。

登場人物では、『陽子』がお気に入りです♪

 

 

屍鬼(小野不由美)

何度も躓きながらハードカバーから文庫本が出るくらいの期間を費やして

よーやく読み終わりました。冒頭のシーンの描写が余りにも淡々としてい

たのが原因だったのですけど、そこを乗り越えるとあとは結構すんなりと

夢中になって読んでしまいました。住職の静信と尾崎医院長との反応の差

が見どころになるのでしょうか。心情的には静信の気持ちも分かるけど、

加担することは出来ないですねぇ・・・。

 

 

過ぎる十七の夏(小野不由美・講談社X文庫)

小野さんのホラーな作品です。とにかく桃源のように花が咲き誇る

ーンのインパクトても強かったです。トラップが2重3重に張りめ

らせてあるのですけど話が結構淡々と進んでいくので読み切るまでか

時間がかかってしまったのでした。結局三代は守りネコ様だったの

かな?

華胥の幽夢(小野不由美・講談社文庫)

十二国記シリーズの短編集にあたる本作品は、今までの作品の背景を説明

してくれるのと同時に、内面から世界を描くことにより『十二国記』とい

う世界観をより一層身近に感じさせてくれるだけでなく、世界のあり方の

しさを提示してくれます。特に表題作である「華胥」は色々と考えさせ

れてしましますわ。

 

悪魔の棲む家《上・下》(小野不由美・WhiteHeart文庫)

このシリーズは最初にマンガを読んで面白かったので購入してみまし

でもこの本はシリーズ物の途中の作品で、ホントの最初はティーンズ

ト文庫から出ていたのでした(あとがきを読むまで知らなかった・

。それでも何のためらいもなく読めたのはきっとマンガが原作に実に

いてくれたからなのでしょう。蛇足ですが個人的にぼーさんがきなの

(笑)。

黄昏の岸 暁の天(小野不由美・講談社文庫)

待ちに待った『十二国記』シリーズの最新刊です。既に6作品目なので作

品の説明はしませんが、王たる者の苦悩が本作でもしっかりと書かれてい

ます。『最初から悪い王になろうとする王はいない・・・』という慶国の

王になったばかりの陽子の台詞が印象に残ります。またこの世界のシステ

ムがほんの少しだけ垣間見えてきたのと、陽子の発案による他国とのあり

方の変化など、次巻以降も見逃せない展開になっています。

 

国祠の島(小野不由美・翔伝社)

探偵事務所のオーナーである式部剛は仕事の依頼人兼友人の羽瀬川志穂に鍵を

預けられ、「3日経って戻らなかったら探してくれ」と伝えられる。そして3

日経っても戻らない彼女のために捜査を開始する。そして辿り着いたのは彼女

の生まれ故郷である夜叉島。捜査を開始した彼女が見たものは羽瀬川の死体だ

った。友人のために事件の真相解明に乗り出した彼女は、何度も分厚い壁にぶ

つかりながらも真相に一歩一歩近づいて行くのであった・・・といった内容の

『黒祠の島』は久々の小野不由美さんの新作です。この作品は「文明から隔離

された島」「この住む島を束ねる神領家の不明瞭な図式」「猟奇殺人事件」等

と非常に江戸川乱歩な世界を忠実に踏襲しています。また文明から切り離され

た孤島という設定ですが、現在こういう設定を作り上げるにはこんな所くらい

しか見つからないのかと寂しく思う反面、こんな所って残ってないよ・・・と

いう気持ちが心の片隅に常に残ってしまいのめり込んで読めなかったんです。

乱歩的世界の舞台を再現するのであれば、栗本薫さんの『天狼星』の手法の方

がよりらしいな・・・なんて思いながら。また非常に丁寧に書かれているので

すが、前作の『屍鬼』と同様に等身大の人(≠名探偵)に捜査を行わさせるの

を「リアル」と受け取るか「歯がゆい」と受け取るかで評価が随分と変わって

くるでしょう。途中で誰が主人公だかよく分からない状況に陥っていました。

ラストシーンも呆気なく終わってしまい少々拍子抜け。この気持ちは宮部みゆ

きさんの「火車」以来かな?(笑)あと文庫版になったら少し加筆されるかも

しれませんね。

 

【東亰異聞・(小野不由美・新潮文庫)】

新宿で酔い潰れていた見ず知らずの二人が目覚めるとそこには死体が横たわ

た・・・東亰という帝都を舞台に起こる数多くの怪事件。しかしそれは事

発端でしかなく、事態は意外な方向へと発展してゆく・・・といった伝記

ステリーです。物語の冒頭から登場する黒衣の人形遣いの語りによって現世

のバランスをいとも簡単に失ってしまった私は、そのまま読み終わるまでずっ

と東亰の住人となっていました。相変わらず小野さんの作品には心を鷲掴みに

されてしまうな・・・流石と思える綺麗な文章でした。あと続きが(十二

同様に)読みたい作品ですね《←何だか全然感想になってませんね。ごめ

なさいです。》

 

【魔性の子(小野不由美・新潮文庫)】

先日十二国記を読んだ勢いで小野さんのミステリーを読んでみよう!と思って

購入したのですが、読み始めるとどこかで読んだような文体だったので『えっ

』と思いましたが、なんとこの作品、そのまんまじ・・・じゃないですか!

を言ってもネタばれになっちゃうのでこれ以上何も申し上げられませんが新潮

さん『ミステリー&サスペンス』フェアにこの本を入れちゃいけないと思い

す。ま、このシリーズを知らなきゃそうも言えなくはないのですけどね。作

自体は視点を変えた十●国記といった趣で面白かったです(とうとう言っちゃ

たよ、こいつ)

【風の海 迷宮の岸(上・下)(小野不由美・講談社X文庫)】

【東の海神 西の冫倉海( 〃 )

【風の万里 黎明の空(上・下)( 〃 )

【図南の翼( 〃 )

下に記載してある十二国記シリーズを全部読んでしまいました。いっぺんに読みたいという願望を制

御できないのは悪い癖ですね。下で佳作云々などと言っていますが、それは続き物と知らなかったか

らという部分もあります。私がファンタジーの歴史を綴っていくタイプの作品に弱いと言う事もあります

が、読んでいるとき確かに登場人物といっしょに旅をしていました。早く続きが読みたいと思っていま

す。特に陽子がお気に入りです♪

【月の影・影の海(12国記シリーズ)(小野不由美・講談社文庫)】

小野さんの作品を初めて読んでみましたが、とっても読みやすくサクサク読めました。作品的には佳

作ってところですか。他の作品も読んでみようと思います。

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