【ミステリヰ倶楽部別館】
〜ミステリヰ映画館〜
第六階配信:龍は眠る(2003.10.19)
ドラマ化されたのを知らなかったのですが、同僚が所有していることが判明したの
で勢いで借りてしまいました。二時間ドラマで放映されているこの作品は、基本的
には原作に近いストーリーなのですけど、原作の良さが殆ど伝わってこないんです
よ(ま、超能力モノを二時間で仕上げるのって難しいでしょうけど)。ラストもオ
リジナルな展開なのですけどイマイチ盛り上がりに欠けていたような気がします。
これを見て原作を読もうって人殆どいないんじゃないかな?蛇足ですけど直也役の
東幹久さんが若いですねー(笑)。
第五回配信:ロード・オブ・ザ・リング〜旅の仲間達(2002.05.04)
元祖ファンタジー作品の初映像化!ということで非常に楽しみにしておりました。公
開して2ヶ月後に行ったのですが、沢山の人が並んでいたのてちょっとビックリしま
した。大まかな感想を挙げてみたいと思います。
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Ggood Taste!
(1)世界観がイメージ通りに表現されてます
トルーキンが丹念に書いていた世界(ホビット村、裂け谷等)の様子を一瞬で納得さ
せてしまう程美しい映像の数々には感嘆の声を上げるしかありません。技術の凄さも
あるのでしょうが、監督のこだわりを一番強く感じられる部分であったりします。
(2)特殊効果に驚き!
個人的なお勧めは指輪をはめた時のシーンです。小説で読むより説得力がありました
。9人の王の亡霊の表情(朦朧としながら指輪をよこせーっ!という感じ)を浮かべ
るシーンには凄味がありました。
(3)キャスティングも(ほぼ)イメージ通り
おおよそイメージ通りなキャスティングでした。特にエルフのレゴラスのかっこよさ
といったら!映画での活躍を観て惚れてしまいました♪(笑)違ったのはサルマンが
思いの外痩身だったとサム・ギャジーが痩身でなかったくらいでした。あとエルフの
女性達が俗っぽい(人っぽい)雰囲気が残ってしまっているよーっ!・・・なんて思
ったのは私だけでしょうか?
Bad Taste!
(1)ショートカット!
放映時間が3時間という長丁場にも関わらず膨大な物語を映像化したため、小説に比
べかなり省いている点が多く、仕方がないと分かっているのですが少々がっかりして
しまいました。
(2)詩が・・・
都塵的に楽しみにしていた詩を歌うシーンが一切合切削除されていたのは本当にショ
ック!でした。
(3)ボロミアの角笛が
もっと高らかに鳴り響くのかと思ったら・・・。
(4)やけに
サルマン系な描写が多くありませんでした?確かにあの塔の描写は見事でしたけど。
(5)映画で初めてこの世界に触れた方にとってはかなり難解ではなかったか?
そもそも原作を読んでいた、もしくは読んでから観るべき作品だと(個人的に)思い
込んでいたのですが、前に並んでいた方がコラテラルダメージ(シュワルツェネッガ
ー主演)とどちらの作品を観ようかなーなんて悩んでいたものでかなり驚いてしまい
ました・・・この方にはかなり辛い3時間だったかもしれませんね。また中で寝てい
る方もちらほら見受けられたもので蛇足とは思いつつ書いてみました。
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色々と書いてみましたが、概ね満足な出来だったと思っています。また、来年春に公開
される「二つの塔」編にも期待大!なのです。予告編ではふぇび一押しなエント族も出
てきてくれて(瞬きだけだったけすけど)一安心だし、白馬に跨がる王様はかっこよか
ったし、渓谷での戦闘シーンはかっこよさげだし本当に楽しみで仕方ありません♪
第四回配信(番外編):火車
1995年ごろ火曜サスペンスか何かでTV放映されていた作品で、水谷豊さんが主演でし
た。内容は殆ど原作通りでよく出来ているなと関心させられたものです。ビデオ化され
ていればいいのですけど・・・。
第三回配信:破線のマリス(2001.01.16)
シナリオはほぼ原作通り。多少アレンジが加えられていますが、麻生役の 陣内孝則さん
の熱演(怪演?)によりよく出来た作品に仕上がっています。特に原作には無い、麻生が
遠藤瑶子(黒木瞳)に言ったオリジナルな台詞『ありがとう、ありのままのオレを映して
くれて・・・』 が加わったことにより、映画だけを観ていても完全に麻生が悪くなかっ
たんだと分からせる凄い演技でした。でも実際映画館に足を運んだ人ってどのくらいいる
のでしょうね?元々小説を読んでいる人は辛いシナリオなので行かないでしょうし、原作
通りならラストシーンは映像関係の人に観てほしいと思ってたけど、何だかすり替えられ
ているような気がするし・・・・・(マリスの悪意ってやつ?(笑))
第二回配信:クロスファイア(2001.01.15)
熱の膜の表現や熱気を空中に挙げて雨を振らすシーンなんかは流石は金子修介監督(ガメラ
とか撮ってます)の映像だねぇと関心してました。シナリオは『異端能力者は表に出たら生
きていかれない』という哀しいEDを改定して、ほんの少しだけほっとさせてくれる終わり
方は◎かな(笑)。でも演技的はちょっと・・・・な部分も多く、ビデオで観ても十分かも
しれません。
第一回配信:BATTLE ROYAL(2000.12.16)
映画化が決まった時から見に行こうと決めていたこの映画、ホントに久々の公開日の鑑賞で
す。でもあの雰囲気が果してちゃんと映像化されてるのか不安と期待を胸に懐きながら開場
に辿り着きました。時間ぎりぎりの入場だったのですが、既に立ち見ということでお客の入
りは上々のよう。さて客層はというと・・・驚いたことに九割方学生さんでした。小説を読
んで来たのか、それとも最近TVを賑わしている討論で来たのかまでは分かりませんけど。
肝心の映画の内容ですが、ほぼ忠実に小説の内容が再現されていました。この映画で個人的
に期待していたところは(1)七原"ワイルド7"秋也&中川典子と川田のラストシーン(2)
三村"ザ・サード"信史の活躍(3)杉村"愛に生きる漢"弘樹の生き様などなど挙げればキリが
無いのですが、その殆どが満足させてくれました。(1)は中川役の前田亜季さんと川田役
の本太郎さんのハマリ具合がイメージとピッタリでした。(2)はハッキングの時の画面が
三村らしくていい感じ。あれは映像化しないと分かりませんね。(3)は少し登場しては美
味しいところをかっさらってゆく典型的な役柄ですが、それがまた素敵なんだな。思わず目
頭が熱くなっちゃったよ。・・・とここまでは肯定的な意見です。残念だったのは(最初か
ら分かっていたといえばそれまでなのですが)最終決戦のシーン(七原・中川・川田V.S
桐山)が小説だと息もつかさぬ展開が繰り広げられるのですが、時間的な制約からかあっと
いう間に決着がついてしまったこと。観ていて『これで桐山死んじゃったの・・・嘘でしょ
?』と思っちゃいました。映画的な解釈として先生役が某金八ではなくキタノに変更になっ
ており、キタノと中川の微妙な心の繋がりを表現していましたけど、あれはあれで良い解釈
なのではと思ってます。また全編シリアス調になってますが、最後の方のシーンで流れる『
BR体操』は茶目っ気があって(またそれによって寂しさを醸し出すという点からも)よか
ったと思います。長々と書き連ねてきましたが、結論として小説を事前に読んでいれば十二
分に楽しめるよい作品ですが、読んでいないと展開が早すぎるのと説明しきれていない部分
が相まって十二分に楽しめないかもしれません。でも決して某国会議員の様に死ぬシーンば
かりが強調されているわけではありませんのでご安心下さいませ。映画館を出た時も学生た
ちは結構神妙な面持ちをしていたので表面的な残虐性だけでなく、この作品で訴えたかった
意図がちゃんと掴めているはずだと確信するのでした。