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J・R・R トルーキン

かつてからファンタジー小説の雄である事は耳にしていましたが、さほど

気にも止めておりませんでしたm(__)m また本屋でも殆ど見かけませんで

したが、2002年に映画化されたのをきっかけに本屋に多数並ぶようになり、

ふぇびも相方に進められて読んでみて・・・

 


ホビットの冒険(上・下)(J・R・R・トルーキン・岩波少年文庫)

この物語は指輪物語に出てくる重要なシーンを含む大きな世界の一つの流

れを担っています。この物語の主人公は指輪物語の主人公フロドの叔父の

ビルボ・バギンスで、彼のフロドまでとはいかないがビルボの冒険がなけ

ればフロドの活躍は絶対に無かったであろう大活躍を繰り広げます。本来

であればまず本書を読んでから指輪物語に突入すれば面白さが倍増すると

ころなのですが、それが何故お勧め出来ないと申しますと、指輪物語以上

に淡々と語られる翻訳(少年文庫故なのでしょうか?)ためについ読むの

を躊躇ってしまうでしょう(私も指輪物語の第一部を読み終わってこれを

読もうと思いましたがどうしても手が伸びずに指輪を読み進めてしまいま

した。しかし指輪と物語がシンクロし始めるのが分かってからはずっと読

み易くなり、ラストの盛り上がりとビルボの大活躍は、それは夢中になっ

て読むことが出来ました。指輪を読んだ人ならこちらも読んで是非ともニ

ヤリとして下さいませ(^_^)

 

指輪物語(J・R・R・トルーキン・評論社文庫)

小説を読みはじめたきっかけは、映画化されたこと、またその出来が良さ

そうなので映画を観に行こう&事前に小説を読もう!と妻に唆されたから

なのでした(汗)今まであまり洋書を読まなかったのは小説の出来という

より翻訳者の出来によって決まってしまう要因が大きいので手が伸びなか

ったのです。しかしこの本はファンタジーの元祖であることから以前より

気に掛かってましたし、よく伺うHPで『みんなで指輪を読もう!キャン

ペーン』がちょうど実施されていたので、これに便乗させてもらい読ませ

ていただいた次第です(笑)内容は北欧のケルト神話をベースにトルーキ

ン氏の考案した世界と民族を融合したファンタジーであり、この世界に存

在する世界を制する(or滅ぼす)事が出来る力を秘めた指輪を巡る物語で

す。今ではすっかり定着したファンタジーの世界を丹念に練り上げ破綻す

ることなく築き上げているており、流石としか言いようがありません(頭

の中に思い浮かべるイメージの鮮明さはそれはもう見事しか言いようがな

いのです)。好きなシーンはメリー&ピピンとエント族の絡み、主人公の

フロドがホビット庄を旅立とうとするところ、●いガンダルフ、余り語ら

れていなかったエルフ族の娘の顛末には少々ビックリ。ドワーフ族のギム

リとエルフ族のレゴラスが徐々に打ち解けてゆくところも好き。印象的な

シーンといえば裂け谷や黒の塔、死の沼(当然ラストの戦闘シーンは言う

に及びません)等々映像化されたら楽しみなシーンばかりです。あとイメ

ージを駆り立てられるという点では文庫版の挿絵は多いに役に立っている

と思います(恐らくあの挿絵で頭の中で世界構築している方は殆どいらっ

しゃらないと思うので。強いて挙げるならゴクリくらい?)また数多くの

シーンで詩を歌うシーンがあるのですが、これも実際に映画で聞いてみた

いです。今更ながらですが映画を観る前に読まれていた方が面白いと思い

ます(文庫版で9冊+αあるので多少時間がかかりますけど)。またファ

ンタジーな世界に慣れ親しんでいる方には必読な一冊です(今更でしょう

けど)。まだ「ホビットの冒険」とその後の物語が残っているので、これ

はゆっくり読んでいくとしましょう。その前に早く映画を観に行かなきゃ

!なのです(^_^)